うぃっす、飛鳥色です。
今回は『向日葵の教会と長い夏休み』の感想メモです。
ネタバレ注意。あと、H2O、すば日々、サクラノ詩/刻の話をめちゃくちゃしてるので、そっちプレイ済みの方がいいかも。
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・みじか!10時間かからずに読み終わる共通って今までやったギャルゲで初めてかも。
でも既に郷愁感が醸し出されてていいね。最近行った由岐駅もこんな港町かつこんな寂れ具合で、なんか実感が湧く。
・一絵師一ヒロインで明確に担当が分かれてるの、各自のポーズや表情に個性が出てていいっすね。
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神父「祈りとは、変えられないものを受け入れる心の静けさと、変えられるものを変える勇気と、その両者を見分ける英知を求める意志だ」
ニーバーの祈りってやつやね。
すば日々における「幸福に生きよ!」の内実は色々な考察があるんだけど、ラム酒さんの解釈が結構この話に近い。
「心の静けさ」が「論考」に対応し、「勇気」が羽咲を助けるという皆守の「生きる意志」に対応しているとすれば、割と近しいことを言ってるんじゃなかろうか。
「祈り」とか「意志」とか、すば日々とこの台詞では定義が微妙にずれてそうだけど、結構参考にはなりそう。
・
陽介「"意欲なき勉学は食欲なき食事に似ている"」
すば日々一章でも出てきたやつですな。
・アイキャッチ、一人知らん人写ってて毎回笑う。ヒナちゃんは10年後に攻略~みたいになるのかな?
(追記)マジでぴったり10年後で草。
・現状だと月子ちゃんが一番好き。すば日々、サクラノ、H2O、ひまなつと、ケロ枕の最推しが全員籠目キャラなのは偶然なのだろうか。
Hシーンなくてもいいから月子√移植してくれ~。PSPすら持ってないんだ~。
金剛石√
・世間知らずのお嬢様という設定もあってか、全体を通して「学習」がテーマになってた気がする。
AVや料理からも学んでるけど、菜園、木登り、虫捕りを始めとして、陽介から多くのことを学んだと。そして何よりも性格の明るさを陽介から学び、手を引かれて歩いた幼少期とは逆に、陽介を引っ張れるようになったと。まぁ大体そんな話でした。
・たまたまルカと金剛石だったからいいものの、朧白学園の制服、貧乳に厳しすぎません?ただ乳部分が開いてるだけみたいになりません?
てか、巨乳は巨乳でエッチすぎるし。問題しかないだろこの制服。
・軟禁が解除されてない状態でエッチしたらお母様に示しつかないでしょ!!
マジもんのケダモノやんけ!!
・
ぎこちない動きではあるが、先ほどよりは、っ、激、しい。
地の文に喘ぎ入れてくるの斬新で好き。
・最後の食事のシーン、詠さんいないの絶対作為的だよね。そういう存在ってことだよね、多分。既に号泣する未来しか見えないんだけど。
ルカ√
・とにもかくにもルカが可愛すぎ。硯×かわしまりのの破壊力半端ねぇ。なんかうにょうにょしてるし。
海辺でブラ外してワンピース着てるCGが表示されたとき、リアルで「デュフw」って声出て、我ながらびっくりした。
・無理やり構造をひり出すとすれば、「他者とは言葉を発することで分かりあえる」ってテーマが通底していたかな。
一番分かりやすかったのが、言わなくても気持ちを理解してくれる青バラと、言わないと気持ちを理解できない陽介の対比。そこ以外でも、ストーカーの下りとかオナニーの下りとか、お互い言うべきことを言わない→誤解で問題発生→打ち明けて解決って流れが多かった気がする。
H2Oのひなたアナザーとかもだけど、教養万能主義へのアンチテーゼみたいなの度々やってくるよね。すば日々サクラノを先にやったから割と新鮮に感じる。
・
「約束するよ、ルカ……どんなに遠く飛び立とうと、おまえの白いチョウがとまるのは、青いバラの咲く……おまえのもとだ」
まさにサクラノシリーズの話じゃないっすか!!弓張の地で羽を休める話!!
ひまなつに限っても、飛び立つ陽介と待つルカをこれ以上なく上手く表せる、素晴らしい比喩ですなぁ。
・終始月子ちゃんが大活躍だったのも良かったね。何気に能力高いよなこの子。
川のCGが出たとき、ブラくらい見せろ!月子ちゃんをもっとエッチな目で見させろ!って脳内で騒いでた。
・つい先日、「元々黒髪ロングだったけど主人公の影響でツインテールに変えた枕のヒロイン」に出会ったばっかなんですけども。どんだけ性癖なんだこのシチュ。
まあ実際、ツインテールの方が好きではある。うなじうなじ!
・
ルカ「あぁぁ……でもほんとうはぁ……ほんとうはぁ……朝はぁ……陽介とせっくすぅ……昼はぁ……陽介とせっくすぅ……夜はぁ……陽介とせっくすぅがいいぃ」
ルカ「日課は陽介とせっくすぅ……奉仕活動は陽介にご奉仕がいぃぃ……出動先は陽介のベッドがぃいいのぉぉ……陽介としたいのぉ……あなたのオチ〇チン挿入れてほしくてうずうずしてたのぉぉぉ……」
枕ってこんな台詞書けたんだ。抜きゲーやん。
この台詞書き起こしててすんげぇ空しくなったから、Hシーンって頭のネジ外さないと書けないんだなと痛感しました。
・
陽介「ルカ。もしもやましいことをしてると思って気が引けるなら、アレをやってるんだと思ってくれないか……確か"シリーズ224 シーン012"だったかな」
ルカ「そ、それって……ルカお姉ちゃんが陽介に保健体育の授業をするっていう……あの、シーン??」
百歩譲って筆者のルカはいいとして、なんで陽介が覚えてるん?凄すぎでは?
その記憶力があったら大学でも無双してそうなもんだけどな。
・インタビューの日から詠さんいなくなってたね。あの黒猫になったんだろうか。某空気ゲーみたいに。
青バラの言う「マガイ様」が黒猫かと思ってたけど、そこんとこどうなんでしょうね。どうせ次で分かるか。
詠√
・うん、良かった。しみじみタイプの良さだ。
これ最後のルートにしないんだね。すげー綺麗に終わったと思ったけど。
・こちらのルートも、ルカ√と同じく「言葉」が重要なファクターになってたかな。
ルカ√が「他者との意思伝達」という言葉の役割に着目したのに対し、こっちは「自身の感情の表出」って方向性だった。黒猫が詠になって言葉を発すると感情がクリアに感じられる下りとか、詠とヒナの「と、思った」をつける下りとか。
鳴き声は心の中に何も生み出さない。
自分の心にも、他人の心にも影響を及ぼさない。
でも「言葉」は違う。
「言葉」は心から心へ、まるで侵食する様にさまざまな影響を与える。
だから人と人は心を重ねる事が出来た。
この独白がそのまま前回と今回のルートの総括になりそう。
・教会の外でシャワー浴びてるCG、2013年発売とは思えないほど美麗だった。原画もグラフィックも上手すぎ。
・
陽介「寝子麗は幽冥と現世の両方を見ることが出来る。だから死者を導くことが出来る。同じ様にマガイも死者と生者の両方の重なり合いを見る事が出来る」
生の世界と死の世界の境界にいたんすね。……あれ?最近どこかでそんな話を聞いたことがあるような……?
って下りはH2Oでもやったばっかなんだよ。「生と死の狭間」って話好きすぎか?
でも、H2Oや俺のざくろ評と比べると、ひまなつではこの設定をだいぶ有効活用出来てたように思う。
・お話の都合上当て馬みたいにされてるけど、月子ちゃんの水着姿超可愛いし、そもそも俺は月子ちゃんのメイド姿諦めてないからな!!
家庭用版の月子√にメイドの立ち絵かCGがあるなら、血涙を流しながらPSPとソフトを購入してしまうかもしれません。
まぁそれはそれとして、トップブリーダーとしての月子ちゃんも好き。
・
陽介「俺が見たかった風景は、遥か彼方の何処かなんかじゃない……」
陽介「俺の場所は遥か彼方の何処かなんかじゃない……」
陽介「俺の場所はここから見える風景だ」
陽介「ここから見えるすべてが俺の愛する場所なんだ……」
陽介「俺は、いつからか、その事を確かめたくて、この木を登ろうとしてたんだな……」
陽介「此処ではない何処かでは無く、今此処にいる、朧白を見るために……」
すば日々の登れない坂道の下りを思い出した。羽咲の場合は登り切った先にもまだ知らない坂道があって、そこから「ありふれた風景」に思い当たったけど、今回は登り切った先で「見知った此処」に視線が行ってるんだね。遥か彼方の何処かではなく。
・とりあえず、元の黒猫がオスかメスかだけは明言した方がいいんじゃないだろうか。
ちなみに俺はどっちでもいけるよ☆
・向日葵畑の一夜のシーンは、ストーリーでボロボロ泣いたのは当然のこととして、名台詞が大量にあった。
走って、走って、走って、風景が流れていく。
走れば、走るほど、風景は速く流れていく。
けど、時間はそんな風にはならない。
時間は走っても、歩いても、速くも遅くもならない。
空間が移り変わろうとも、時間は一定のテムポを刻んでいくんだよな。ここそのままサクラノ刻に使える。
夏咲詠「人生の最後で実を望む人なんていないわ」
詠「実?」
夏咲詠「最後の時、人生の終わり近くで実なんていらない……」
夏咲詠「華だけでいいんだよ」
夏咲詠「実を結ぶものだけが人生じゃない。最後に実を結ばない、美しい華だけがあったっていい……」
夏咲詠「私の最後は美しい華で彩られていたんだよ……」
なんて、なんて美しい台詞なんだ!!!
大して物語に触れてないので驚き屋になってたら申し訳ないんですが、この比喩凄くない?情景も意味もピッタリハマってるわ。
……とはいえ、運命に勝って欲しいこともあるよね。置いてかれる側は実がないと苦しいのです。
・詠さんがよわよわすぎるせいで、終始よーくんが攻めてて大変素晴らしかった。男性受けなんて要らなかったんや!!(炎上発言)
・他のルートもだけど、お風呂場でイチャイチャするシーン多くて良きですね。
お風呂場のイチャイチャって、なんであんなに興奮するんだろう。行為前でも行為後でも。謎だ。
・最後はすば日々でもサクラノでもH2Oでも繰り返されてきた、「また巡ってくる季節」の話。でもなんか印象として、今回はいつもより少しだけ相違よりも類似を重視する方向な気がした。以下長いけど重要箇所を引用。
さよならの季節は、新しい絆の季節。
別れと同じ様に、新しい出会いがやってくる。
いや、それは俺にとって新しくても、彼女にとっては新しくない。
それは「ひさしぶり」。
まるでめぐる季節の様に、「さよなら」と言った季節は戻ってくる。
前とは違う季節だけど、でもそれは同じ季節。
夏は夏であり。
秋は秋であり。
冬は冬であり。
春は春である。
違うものだとしても、それは同じもの。
だから、その出会いは「ひさしぶり」。
まぁニュアンスの問題であって、「今、ここ」に重きを置く姿勢はどの作品も共通してると思うけど。
・夏咲母めっちゃ可愛い。いぬきら先生でここまで妙齢(誤用)のキャラ初めて見た。麗華?あれは20代。
詠√じゃないと絶対にお母さんに会えないから、月子ちゃん以上にフラグ立つ可能性ないのが悲しいね。詠の死後の病室に夫もいたから、そのままいけば不倫まっしぐらだし。
雛桜√
・ずっとヒナちゃん可愛かったな~。終始後方父親面だった。この後、この子に欲情できるか不安なんだけど。
・スッカスカの口笛でごまかす金剛石、ほんと愛おしい。
金剛石は終始ヒナちゃんの機嫌を持たせる役割をしていて、影のMVPだったね。精神年齢一番近いから?
・詠さんの最後は流石の貫禄だった。よく分からないけど泣いた。
メインヒロインが主人公の幸せを願って身を引くやつ、何回見ても飽きない。全ギャルゲで必須にしてほしい。
つか、最初から思ってたけど、詠って色々稟と似てるよな。口調やら性格やら。
~10年後~
・ヒナに欲情する……?頭がおかしいんじゃないですか……。動物たちが住む森や自然を守りたい……。
それはともかく、アナルはもうちょいほぐしたり練習してからやった方がいいと思いました。一生オムツ生活になっちゃうよ。
・
月子「まー私は陽介くんのこと、ちゃんと異性として意識してたけどね」
リアルで「え!?」って声出た。このゲーム独り言出がち。
大人になった月子ちゃんも、10年前とは少し違う魅力を持った女性でしたわね。自分で自分のこと「物語の読者」とか言ってたけど、これ制作サイドも月子√ないのおかしいって分かってるよな。確信犯(誤用)だよな。
・全体的に会話文が軽妙で面白かった。これが紺野アスタ氏の実力かー。
ちーこちゃんは今後別の作品とかでチラッと登場してほしいくらい好きなキャラ。私にはエア夫がいるので攻略できませんとかほざいててほしい。
・
金剛石「常識で誰かが幸せになれるんなら、それで構いませんけれど。そうじゃないなら、そんなものクソ喰らえですわ」
あとで神父や陽介も同じような事言ってたけど、この金剛石の台詞が一番好き。そして、フィクションに対して無遠慮に現実の倫理持ち込むなってのは最近考えてたことでもある。
陽介とヒナは親子として生活しながらも、神父や梢おばさんからしたら兄妹という認識になるわけで、立場によっては何重にもインモラルなんですよね。詠√も同じく非倫理的な要素があるし、そこら辺のテーマは意図されてそう。
それにしても、メインルートの片方が死んだ女の子、もう片方が近親相姦って、かなりすば日々じゃないか?
・どうせ皆言ってるだろうけど、あえて言わせてください。鐘が鳴って「さくらとことり」のイントロが流れ出す下り、マジで完璧!!
なんならルートの途中でも「さくらとことり」のpiano solo流れるだけで泣いてたからな。エロゲ史に残る名曲ですよほんと。
・詠√に引き続き、陽介がいじわるでいい感じ。
外部ライター二人のHシーンがこうなるってことは、俺がいまいちケロ枕作品で興奮できないの、内部執筆陣のMっ気のせいかもしれない。
弱い存在がいじめられてる様に興奮するのであって、立場逆転とかむしろ萎えちゃうんだよなー。
・夏ど真ん中に生まれてるのに「雛桜」っていう春+春みたいな名前付けたのなんで?と思ってたんだけど、調べたらヒナザクラっていう夏に咲く花があるらしい。可憐で可愛らしい花で、ほんとヒナにぴったり。親二人のセンスが光りますな。
・今回の構造は、分かりやすく10年前の執拗な再演だった。ここまでそっくりそのままだと、10年後を先に作ってそうな感じもする。
教会の屋根から落ちる、夏祭に行く、誕生会を開くみたいな一目瞭然のところもあれば、バス停で帰りを待つ、教会の鐘を鳴らすみたいに主体や実態を変えながら出てくるところもあったね。
バス停で帰りを待つは後で述べるとして、教会の鐘を鳴らすについて。鐘つき職人として教会に寄与していたヒナが、鐘の音という形で教会からの祝福を受け取る構造だった。屋根から落ちたときのブルーシートも含めて、ここはヨミというよりも教会とか朧白の土地とかが起こした奇蹟ですよね、多分。
ヒナは鐘を鳴らせておらず、実際には「鐘を鳴らそうと思ったら鳴っていた」状態であったことも、意志の話とか絡めてなんかいい感じにこじつけられるかも。
・論点が広がっちゃって申し訳ないんだけど、やはりすば日々ファンとしては「落下」に特別な意味を見出さずにはいられなかった。
10年後の落下は一見すると「生きる意志」と己の力で助かったケース(皆守みたいに)には見えないけど、今まで他者(ここでは教会やヨミ)に与えてきた恩が返ってきて助かっているので、広く見ればすば日々の論理とも整合している気がする。
この「助けた他者に救われる」構造はサクラノで主題として本格的に使われていて、その萌芽とも言えるんじゃないかな。まぁ古今東西あらゆる物語に頻出する構造ではあるけど。
・今回のルートの要旨(そして作品全体のテーマ)を一言で述べるなら、「迎えてくれる人のいる故郷こそが『希望』である」って感じ。
「バス停で帰りを待つ」はここに大きく関係していて、10年後にバス停で待たず一人で東京に行けるようになったヒナが、陽介の言葉で「帰る場所」の重要性を知るんすよね。
そして、ヒナは帰る場所を作る手段として養子関係を選ぶんだけど、最後に一線を超えたのは、キスという言葉を超えた行為だったというわけ。グランドエンドらしく作品全体の総括になってた。
後は本文でも説明過多なレベルで明示的に語られていたので、そこをそのまま引用しときます。
陽介「ヒナ、言ってくれたよな。"おかえり"って」
雛桜「……うん。ずっと、待ってたから。陽介のこと」
陽介「あの一言で、俺は救われた。絶望の一歩手前にいた俺に、帰る場所があったことを――故郷を思い出させてくれた」
『希望』とは、未来へ向けた言葉。
そこへ「帰ってくる」ということは、未来で「また逢おう」という約束だ。
変わっていくものがある。
変わらないものがある。
現在にとどまることのできない俺たちは、次の場所へと向かう。
――希望の前で待ち合わせ。
『希望』という名の未来への約束は、幸せへの決意でもある。
向日葵の咲き誇る道を、手をつないで歩く家族の姿は、あの日約束した未来の姿だろうか?
家族の在処、帰るべき場所、迎えてくれる誰か――。
いつも『希望』と共にあるそこは、俺たちが自分たちで育んだ故郷。
あの日鳴った祝福の鐘は、今もまだ俺たちの胸に響いている……。
総評
・今年の夏はサマポケ、H2O、ひまなつと、田舎が舞台の夏ゲーをプレイしてきた。
それぞれのプレイ後の印象は、サマポケが「眩しさ」、H2Oが「淡さ」って感じなのに対して、ひまなつは「明るさ」が際立っていたように思う。
なんか、今こうやってひまなつの画面を思い出すと、全体的に黄色がかってるんだよな。もちろん向日葵のCGが多かったからってのもあるが、空気感に温かさがあるというか、柔らかい陽光に包まれているというか、そんな印象がある。他二作品より「故郷で待つ」側にフォーカスしていたのも関係あるかも。
……とはいえ、曲が印象を左右している感は否めないけどね。今回ピクセルビー楽曲なかったし。
・作品全体のテーマは概ねヒナのとこで述べた通り。ただ、前述したのは誰でも気づくような内容であり、独自の読解とかは特に思いつかなかったな。
「『希望』とは、未来へ向けた言葉」ってヒナ√の台詞から、「言葉によって『今・ここ』と『外』をつなげる話」ってまとめてみてもいいかもしれない。変わっていく時間、変わっていく関係の中で、変わらない場所を起点に、言葉で私と「私ではない何か」をつないでいく、みたいな。
ただ、時間論や他我問題ってむずすぎて語れる気がしないんだよね。今の俺には役不足(誤用)なんだよなー。
・結局、スタート画面で10年前が「向日葵の教会」、10年後が「長い夏休み」となっていた理由はよく分からなかった。ヒナ√以外はどれもほぼ普通の夏休み期間だから「長い夏休み」ではないってのはまだ分かるんだけど、10年後が「長い夏休み」だってのがあんま呑み込めていない。
「夏休み」が故郷に帰る期間を象徴しているとすれば、陽介が朧白に定住することで夏休みが永続したってことなのかな。この後いろんな人のレビュー見てみよっと。
・最推しは……月子ちゃんかなぁ……。でも、ルカもヒナも捨てがたい。
月子とルカはまさに俺が好きそうなタイプだから、その点で言うとヒナは相当刺さったんだと思う。
最優秀CG賞は詠の屋外シャワーシーン。次点で花火をバックに陽介とヒナがキスしてるやつ。絵師バラバラなのに、CGの全体的なクオリティ高かったねぇ。